善玉と呼ばれるＨＤＬを上げるには・・・

HDL（善玉）コレステロールがどうして低いのか、そして、どうすれば上がるのかということについては、いくつかの研究結果が出ています。

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一番大きく影響があると考えられているのは、「喫煙」です。喫煙をすることでHDLコレステロールが低くなることが判っています。

つまり、喫煙をしている人は喫煙をやめることがHDLコレステロールを上げるために最も効果的なものということになります。

それでは、タバコを吸わない人はどうしたら、ということですが、HDLコレステロールに影響があるもので、他に判っている事実は「肥満」していると低くなる、「運動が少ない」と低くなるということです。と、いうことは、「肥満を解消すれば上がる」、「運動量を増やす」と上がるということです。

従って、タバコは吸わないけれども、HDLコレステロールがまだ低いという方については、肥満を解消する、運動量を増やすということが効果があると考えられています。

この「肥満解消」とは、ＨＤＬコレステロールを上げるという単純なものではなく、 href="http://www.hokean.net/diet/20_1.html">肥満を放っておくことは大きな危険性を含んでいることを感じて頂きたいのが実感です。禁煙も、もちろんですが「肥満」が引き起こす様々な病気も無視できないのです。

なお、アルコール（飲酒）の影響については、少量の飲酒でHDLコレステロールが上がることがわかっています。肝臓の障害や肥満につながらない少量であれば、タバコと違って禁酒しない方がいいということになります。ただ、お酒を飲めない人が無理に飲むことは止めた方がよい。

全体的にコレステロールが多くても・・・

コレステロールのうちのLDLコレステロールとHDLコレステロールが相補うように働きます。また、全体が多くてもHDLコレステロールが高ければ、LDLコレステロールはさほど　高くないことになります。動脈硬化への作用を考えれば、全体が高くてもHDLが高ければ問題は少ないと考えましょう。

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