生姜の摂取を控えた方が良い時(人)と
生姜の薬効
生姜の摂取を控えた方がいい時(人)と生姜の薬効。
生姜の薬効は、辛味成分のジンゲロール、ジンゲロン、ショーガオール、カプサイシン、芳香成分のジンギベロ-ル、ジンギベレン、シトラール類、クルクミンなど400種以上もの成分の相互作用によって生み出されてます。
効果の中心は、なんといっても「体を温める力」血行をよくして体温を上昇させることで代謝がアップ、脂肪や糖の燃焼が促進される。
肥満の改善はもちろん、万病の源である血液の汚れを浄化し、生活習慣病を始め様々な病気を遠ざけてくれるのです。
食品として摂る場合の1日の摂取量は自分の体調で加減すればよいが、少量ずつでも毎日欠かさず摂り続けることが一番大切。
毎日の料理に使うだけでなく、手軽な生姜紅茶などにして摂り続けるとよいでしょう。また、生姜のパワーは、湿布による温熱療法や、エッセンシャルオイルを利用した芳香療法でも得られます。
まさに、全身の細胞を活性化して、気力も充実させ、免疫力を高めて万病を癒す最高の万病薬といえるのではないでしょうか。その力を引き出すのには、少量でも毎日続けることです。
☆毎日摂り続ける決定版としてお薦めは、簡単で体中ポカポカにしてくれる生姜紅茶です。では、その作り方も簡単に書いておきます。
作り方の参考として、親指大(約10g)の生姜をすりおろし、ガーゼなどで包んで絞る。これを熱い紅茶に加え、好みで黒砂糖やプルーンエキス、蜂蜜などを加えるといいでしょう。また、くず粉少々を水に溶いて加えると更に効果的です。1日2~3杯を目安にしましょう。(簡単ですね)
☆生姜風呂と生姜足湯
大きめの生姜1個(約70g)をすりおろして木綿の袋に入れ、口を縛って湯船につけて、ゆっくりとつかります。近年、人気の足湯にするのもいいでしょう。体の芯まで温まるので、お湯から出た後も体はポカポカです。
冷え性だけでなく、肩こり、腰痛、生理痛、膀胱や腎盂(じんう)などの尿路疾患、不眠、リウマチなどにもよいといわれ、最近では免疫力アップ効果も注目されてきてます。
◆生姜の摂取を控えた方がよい時(人)
1、体温が39.0度以上ある時
2、食べると舌や顔が異常に紅潮する時
3、1分間に100以上の頻脈の人
4、極度に皮膚が乾燥している人
5、明らかな脱水症状がある時
以上の症状の時や(人)は、生姜の摂取を控えましょう。